バイオリンを弾く前に、音のチューニングをする必要がありますが、スマートフォンやタブレットに入れたアプリで音を合わせることもできます。
音叉や、専用のチューナーがなくても、スマートフォンを持っているなら、アプリを入れると、すぐに使えて便利ですね。
今回は、チューニングアプリについて書きたいと思います。
最近使っているアプリ
【チューナーアプリ】
バイオリンだけでなく、いろんな楽器のチューニングに使えます。
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音叉の役割

チューナーアプリ
シンプルな機能になっていて、合わせたい周波数の音を出せるようになっています。
右側のボタンを押すと音が出ます。スピーカーのマークが緑色に光ります。
(もし音が出なかったら、スマホ本体がマナーモードや音量ゼロになっていないか確認してみましょう。)
Aの音の440Hzも、441Hzの音も、微調整できるようになっています。
音のチェックにも

チューナーアプリ
また、実際に自分の音がどれくらい合っているかも確かめられます。
左側のボタンを押すと、音叉のマークが緑色に光り、スマホのマイクが音を拾うようになります。
音が合わせたい音よりも高ければ、針は右側に、低ければ左側に針が傾きます。
耳で聞いて合わるので、音叉のように標準音が出る機能だけでも良いのですが、このように確認できると、微調整をしてしっかり合わせたいときや、耳で合わせた時との誤差などを自分の目で確認できるところが、便利です。
機能が充実
他の弦の標準音も入っているので、ラの音のAの標準音以外の、G線、D線、E線の音も合わせられます。
そういう意味で、シンプルな構造になっているとはいえ、機能が充実していますね。
バイオリン以外の楽器でも、色々な音に合わせられます。
ほかのチューニング方法
他のチューニングの方法として、音叉や、チューナー、ピアノの音でA線のラの音を合わせることもできます。
【チューナー】
チューナーアプリと同様の機能があります。コンパクトで、バイオリンケースに入れて持ち歩けます。
基準となる音を出して聴いてから、自分のバイオリンで同じ音に合わせてみて、音がピッタリ合うかどうかで合わせることができます。
最初は難しく感じますが、慣れてくると上手になっていきますので、面倒でも、毎回自分でチューニングできるようにしていくと良いでしょう。
※ チューナーについての記事

実際には、長い間楽器を使わない期間を空けなければ、大きく音がズレてしまうことはあまりありません。
(※ 長期間のブランクについては、「バイオリンをしばらく弾かないとどれくらい弾けなくなってしまうの?」の記事もどうぞ。)
弦の交換直後は要注意
【バイオリンの弦セット】
よく使われている弦で、楽器を買った時についている弦よりも力強い音がすると思います。
(関連して、「買ったときについていたバイオリンの弦は変えたほうが良い?」の記事もどうぞ。)
新しい弦に交換したばかりだったりすると、はじめのうちは弦が緩みやすく、毎回しっかりと音の調整が必要です。
安定してくると、ほとんどチューニングしなくても、あまり音が狂わないこともあります。楽器や気温や湿度などのコンディションにもよりますので、皆が同じようにはいかないところが難しいところですね。
※ 弦についての関連記事

まとめ
すでにチューニングのための道具を持っている人は、そのまま引き続き使えますし、もしスマホやタブレットを持っていたら、予備としてチューナーアプリを入れておくと、いざという時に役立つと思います。
チューナーアプリを試してみたら、かなり使いやすかったのでびっくりしました。
けっこうおすすめですよ。
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