チューナー、音叉を用意しておこう

チューナー お手入れ
チューナー
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バイオリンなどの弦楽器は、毎回演奏の前にチューニングして正しい音程の音が出るようにする工程があります。

バイオリンをしまうときに、とくに弦をゆるめずそのまましまうので、それほど大きく音が狂わないことが多いですが、その時のコンディションによってはかなり調整が必要なこともあります。

 

今回は、チューナーや音叉とバイオリンぼチューニングの方法について書きたいと思います。

チューナー、音叉、スマホアプリ

 

音叉

音叉

チューナーには、デジタル式のものや、U字型でたたいて音を出すアナログ式のものもあります。

スマートフォンやタブレット用の、チューニングに必要な音を出してくれるアプリもあります。

私がずっと使っていたのは、KORGのチューナーです。音も出してくれますし、メトロノームの機能もついていて、リズムをとるのにも使えて便利です。

 

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ピアノの音で

ピアノ

ピアノ

レッスンに行ったときには、教室にピアノがあったので、ピアノのA(ラ)の音で最初の弦の音を合わせていました。

ピアノと一緒に演奏するときなども、ピアノとチューニングが合っていたほうがいいので、ピアノがあればピアノでチューニングするのが良いかもしれません。

家にピアノがある人は、ピアノでチューニングできます。

 

ピアノも、ときどき調律してチューニングする必要がありますが、ふだんバイオリンの音を合わせるときに困るほど狂っていることはそれほどありません。電子ピアノであれば、音は狂わないですね。

 

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自分の感覚

ある程度おおざっぱには音はわかりますが、きちんと合わせたいときにはチューナーやピアノなど、何かの基準と合わせた方がいいです。

耳の感覚で合わせたあと、ほかと合わせると、音がずれていることが多いです。

時間がなくて、ちょこっと練習に弾ける程度に合っていればいいというときには、感覚だけでもいいかもしれません。

耳の感覚 、よく言われるところの絶対音感がしっかりしている人と、感覚をつかみにくい人とでは、やり方が変わってくるでしょう。慣れてくると、それなりに音の感覚が身につく場合もあります。

チューニングの方法

バイオリン

バイオリン

まず、バイオリンのA線(左から3番目)をA(ラ)の音に合わせます。

次に、D線(左から2番目)と先ほどのA線(3番目)を2本同時に弾いて和音の響きでレに合わせます。

そして、G線(1番左)と先ほどのD線(2番目)を同時に弾いて響きでソに合わせます。

最期に、E線(1番右)と最初のA線(左から3番目)を同時に弾いてミに合わせます。

チューニングの順番は、左から何番目か数えると、

3 → 2 → 1 → 4

弦の音でいうと、

A線(ラ)→ D線(レ) → G線(ソ) → E線(ミ)

です。

チューニングの難しさ

はじめのA(ラ)の音はとても大切で、チューナーなどで合わせます。

続く弦は、音の響きで合わせるのですが、これには慣れと訓練が必要です。

始めたばかりでも、大体わかりますが、ピタッと合わせられるまでには、しばらくかかります。

レッスンのときに、一緒に合わせるのを先生に手伝ってもらって、覚えます。しばらくすると自分でできるようになります。

バイオリンを続けていると、音が合っているか、耳の感覚をきたえられます。

 

弦の張り具合はペグの微調整で合わせるのですが、このペグが固かったり、ゆるくて閉めたのに緩んでいってしまったりするので、ペグの扱いにも技術が要ります。

合わせにくいとき

新しい楽器や、弦を新しくしたばかりの時は、弦がゆるみやすく、調整がたくさん必要なことが多いです。

また、梅雨など湿気の多い時期も弦が緩みやすいです。

(関連して、「バイオリンの湿気対策ー梅雨時のお手入れ方法」の記事もどうぞ。)

 

ペグが固かったりすると、弓で弾いて音を出して聞きながら、左手でペグを微調整して、ちょうどいいところで止めるというのが難しいです。

バイオリンの構え方も慣れていないと、右手で弓で音を出しながら左手でペグを回すことを同時にするのは難しいです。

はじめは、音を聴いてから一度弓を置いて、ペグを調整し、また構えて弓で鳴らして音を確認する方法になるかもしれません。少々時間がかかっても、慣れるまでは仕方がありません。

チューニングも技術です。

まとめ

しまうときに弦を緩めないので、通常は大きく音は狂わないですが、ピアノがないところでもチューニングできるようにチューナーを持っていると便利でしょう。

 

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