バイオリンの弦が古くなっても切れていなければ音が出て練習できますが、新し弦に替えてみると、音量が大きく出るようになったり、響きが良くなったりします。
また、錆びた弦から新しい弦に交換すると、弦を押さえた時の手触りが良くなります。
弦の上を抵抗なく、スッと滑らかに指を移動させやすくなります。
弦を交換して良かったこと
新しい弦にしたら、ハリのあるいい音になり、弦を押さえた感触も汚れがなくてさらさらしていたり、E線はサビがなくツルツルして指を動かしやすくなりました。
古い弦でもある程度弾けるので、問題ないと思っていましたが、新しい弦に交換したら違いがはっきりありました。音がクリアになり、音量が大きくなりました。
E線の高音の伸びやかさが出ないとき、弦を交換すると良くなったりすると思います。
同じ楽器でも弦交換をすると音が良くなって、楽器が良くなったように感じて嬉しかったです。
弦の交換で気をつけること
一本ずつ弦交換すると、駒が倒れたり、交換する弦の種類を間違えたりしにくいです。
新しい弦を巻いていくとき、ペグはゆっくり回すと、急にキツくなって弦が切れるのを防げます。
また、交換したばかりの頃は弦が緩みやすいので、チューニングをこまめにする必要があります。
演奏会の直前よりは余裕をもって、1週間くらいは前に交換して練習しつつ弦の伸びを安定させるとチューニングが狂いにくくなり、弾きやすくなると思います。
弦の交換の目安
【弦交換の目安】 ・サビやチューニングが合いずらい、音がこもる、音程が取りづらいなどが気になってじたとき ・しばらく交換してないとき ・演奏会の前など
E線はサビやすいので、E線のみ交換すこともできます。
基本的に、同じときにまとめて全部の弦を交換するとバランスが良いと思います。
趣味の場合は切れたりしなければずっと弾けますが、1〜2年に一度交換すると良いかもしれません。
たくさん弾く人はもっとこまめに交換するかもしれません。また、演奏会などに合わせてタイミングを合わせて効果するのも良い方法だと思います。
バイオリン弦の交換は定期的に必要ですが、何ヶ月とか決まった期間よりも、演奏会などのタイミングに合わせたり、音質の変化や音程を取りづらく感じたときを目安に交換することもあります。
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まとめ
何年も弦を交換していなければ、弦交換すると音が良くなるのを実感できると思います。
音の響きが良くなり音量が大きくなったり、音程を取りやすくなったり、押さえる指の手触りが良くなります。
また、見た目にも新しい弦には輝きがあって、きれいに見えます。
弦交換には良いことばかりですが、変えたばかりの数日間はチューニングが狂いやすいので、安定するまでチューニングをこまめに合わせることが必要になります。
大事な演奏会の直前に弦交換するよりは、数日から1週間ほど前に交換して安定させると弾きやすいと思います。
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