バイオリンには、4本の弦が張られています。
左から順番に、G線、D線、A線、E線という4種類です。弦は消耗品なので、時々交換していくのですが、初めのころは、弦がついているので、弦の交換はしばらく不要です。
弦が切れたり、サビてきたりしたら交換が必要です。
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バイオリンの扱いに慣れて、自分で交換できるようにしておくといいですね。
今回は、弦の交換時期の目安について書きたいと思います。
弦が切れるとき
弦はめったに切れませんが、弾いているときに切れるとちょっとこわいかもしれませんね。
私自身は、チューニングをしているときに、ペグを回しているときだったのでこわくはありませんでしたが、びっくりしました。
梅雨時期だったので、湿度があり、いろいろとコンディションも良くなかったかもしれません。梅雨時期は要注意です。自分のバイオリンの弦が切れたのは今までで一回の一本だけだったので、そう滅多にないと思います。
多少弦がサビても音は出ますが、切れてしまったらどうしようもありません。
急に弦が切れたりしても対応できるように、バイオリンケースに予備の弦を入れておくといいですね。
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交換
一本ずつ張り替えます。
4種類とも張り替えたい場合でも、一度に全部変えるよりは、2本ずつ日にちを変えて張り替えるほうが良いようです。
張り替え後しばらくは、弦が緩みやすく、音が下がりやすいです。まめにチューニングして、弦が馴染むまでお世話するようにします。
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弓の毛替えと同じで、大事な演奏会に向けて交換する場合、音が馴染むまでの期間の余裕を持って一ヶ月前くらいにしておくといいと思います。
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音の変化
弦の種類によって多少音の響きが違います。また、サビたものから新しいものに変えると、より音がクリアになって弾くのが楽しくなります。
弓の毛替えに比べて交換頻度は高くありませんが、一番細いE線はさびやすいので、一番交換したくなる弦です。
予備の弦を持っておくことをおすすめします。
まとめ
弦や、弓の毛替えは、定期的に交換が必要になってきます。
音の質を良くしたいと思うならば、そのほかに、松脂や、肩当てを変えてみたり、質のいい弓に変えてみるといいかもしれません。
ちょっと弦を変えるだけでも音や、弾き心地が良くなったりするので、バイオリンのお手入れは、確実に効果がありますよ。
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