クラッシック曲で、春や春に関係するタイトルの作品は意外と多いですね。
ポップスのジャンルでも、春の時期によく歌われている定番ソングがあります。
曲を聴くと、当時の思い出も浮かんできます。
卒業や入学など、学校や職場でも出会いや別れの多い季節ですし、気温が温かくなって、きれいな花が咲いたり新緑がきれいになってくる色どりも楽しめる時期です。
作曲家たちも、インスピレーションがわくのかもしれませんね。
今回は、春のイメージのクラッシック曲、特にバイオリンパートがきれいな曲について書きたいと思います。
ビバルディ作曲 四季「春」
春といえば、タイトルそのものからもわかりやすい、ビバルディ作曲の「春」があります。
中学校などの音楽の授業で聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?
春の小鳥のさえずりや、ウキウキした雰囲気が伝わってくる、明るい雰囲気の曲です。弦楽四重奏で演奏されることが多いです。
バイオリンのソロパートもきれいな曲です。
弦楽四重奏として、合わせて演奏したほうがカッコいいとはいえ、バイオリンパートのみでも聴かせどころが沢山あります。この曲を知っている人も多いので、友人たちに披露するのにも向いているかもしれませんよ。
※ 有名なバイオリン曲についての記事
ベートーベン作曲 バイオリンソナタ「春」
ベートーベンのスプリングソナタとしても知られています。
のだめカンタービレで、のだめとバイオリニストの友達(峰くん)の伴奏者として一緒に演奏していた曲です。
春の明るい感じと、春の嵐のような少しアクセントの効いた部分がカッコいい、バイオリンとピアノで合奏する曲です。
バイオリンとピアノという2人で演奏できる曲ですが、ピアノパートもとても重要で、バイオリンとピアノパートの掛け合いのような構成になっています。
バイオリンとピアノ演奏者が息を合わせて演奏すると、素晴らしい仕上がりになります。
盛り上がる部分がしっかりあり、「ジャン!」とぴったり合うと達成感があり気持ちがいいです。
※ ピアノについての記事
合奏のコツ
バイオリンパートを練習する時には、ピアノ部分もイメージしながら弾くと良いかもしれません。バイオリンだけで弾くと、ちょっと物足りないかもしれません。
(関連して、「イメージトレーニングは上達の近道」の記事もどうぞ。)
いざピアノで合わせてみようとすると、バイオリンパートもピアノパートも結構難しいので、それぞれよく練習してからの方が、短時間で仕上げられます。
それは、どの曲で合奏するときにも当てはまりますが、合奏にした方が面白いとはいえ、個人でパート練習をしっかりしておくことが、うまく合わせるための近道になります。
※ 合奏についての記事
楽譜の入手方法は?
「バイオリンの楽譜はどこに売っているんだろう?」
と分からない時には、インターネットで注文できます。
実際に手にとって選びたいときには、大型書店や楽器店、弦楽器専門店などに置いてあります。
同じ曲でも、編集や印刷のレイアウトの違いなどによって、読みやすさや好みのスタイルが出てくることもあります。また、楽譜は海外版でも同じように読めますが、説明文などは日本語のほうがわかりやすいでしょう。
探している曲が、海外版でしか出版されていなかったり、値段が安いこともありますので、状況に合わせて選ぶといいですよ。
バイオリンの有名曲が集まっている、この楽譜は気に入っています。
この31曲の中には、ビバルディの春と、ベートーベンのスプリングソナタは入っていません。
個別の曲として、楽譜を探しましょう。
※ 楽譜の関連記事
聴くのも楽しい
通学や通勤、ドライブやお出かけ中の曲として、さわやかな曲を聞きたい時にも、春のイメージの曲は向いています。
Apple Music や Amazonのプライムミュージックなどの音楽ストリーミングサービスを利用すると、春のいろんな種類の曲を堪能できます。
(関連して、「BGMを探すならアマゾンのプライムミュージックもおすすめ」の記事もどうぞ。)
また、春の曲を厳選してまとめてくれていることもあるので、曲を探してくる手間も省けますね。
これからバイオリンで練習してみたい曲を選んだり、曲のイメージをつかむのにも便利ですよ。
※ 音楽ストリーミングの記事
バイオリンを弾きたくなる季節
暖かくなってくる春の時期には、いろいろと生活面でも新しい刺激があったりして、バイオリンを弾きたくなるように思います。
また、新しい習い事としてバイオリンを習いたくなるかもしれませんね。
最初は音がきれいに出るか心配もあるかもしれませんが、まずは試してみると新しい経験ができますよ。
※ バイオリンレッスンについての記事
コメント