楽譜への書き込みにはエンピツがおすすめな理由

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レッスンの際には、えんぴつを持って行くのが良いでしょう。

ペンではなく、赤エンピツでもない、ふつうのエンピツが向いているのには理由があります。

それは、メモを消しゴムで消せるからです!!

オーケストラに参加している人も、同じような理由で、メモはエンピツで書きましょう。

(関連して、「バイオリンケースに入れるとよいもの」の記事もどうぞ。)

 

今回は、バイオリンの練習に使うえんぴつについて書きたいと思います。

楽譜に何を書くか?

主に、弓のアップダウンを書き込みます。その音をアップで弾くかダウンの弓で弾くか、また、スラーをどこで切って弓を返すのか、というのも書き込みたいポイントです。

オーケストラの場合、弓のアップダウンを他のメンバーと揃えるので、このメモは必須です。

同じパートの中で、一人だけ逆の弓使いをしていると目立ってしまいますし、音の調子もズレてしまって揃いません。

皆と合わせられるようになると、オーケストラを楽しめるようになると思います。

 

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エンピツで書けば変更に対応できる!

弓

元々、楽譜にはスラーや、弓のアップダウンが印刷されていることもあります。

それで、その通りに弾くのが良いとされていても、弾いてみると、長いスラーの途中で弓が足りなくなってしまって、「途中で弓を返して弾きたい!」

ということもあれば、「弾きにくいので、ちょっと弓のアップダウンを変えたい!」ということもあります。

変更したことをその都度メモしていきます。

 

オーケストラをしていて、指揮者の意向などで、弾き方を変えたりすることもあるかもしれません。

以前のメモが残っていると、どちらのメモを見たら良いのか紛らわしくなるので、消すことのできるエンピツの方が、断然向いています。

変更があったときのために、消しゴムも用意しておくと良いかもしれませんね!

注意事項も書き込もう

一曲の中で、わりと簡単に弾ける箇所と、何度も練習が必要な部分があるものです。

ポイントとなる箇所には、ぜひメモを書き入れて、難しい部分や、大事な部分を仕上げていきたいですね。

テンポや、アクセントのつけ方など、また、音程が外れやすい箇所など、書き入れておくと、後で練習しやすくなります。

苦手な箇所を重点的に練習した方が、少ない時間でも効率よく練習することができます。

 

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まとめ

練習しながら書き込んである楽譜は、まっさらな楽譜よりも見やすく、愛着もわきます。

そのあと、暗譜するときには、メモ部分も一緒に記憶に残ることが多いことでしょう。

書き込みのある楽譜は、そこにしかない物なので、大切な財産になります。大事にしたいですね。

そして、大切なレパートリーが増えていくと、バイオリンを弾くのがどんどんと楽しくなっていくと思います。

 

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