誰かに演奏を聴いてもらうと上達が早くなります

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こんにちは、白原です。

バイオリンは趣味ですが、もっと上手になりたいな〜、といつも思っています。

友達などに、「バイオリンを弾いているところを見てみたい!」とか、「何でも好きな曲を弾いてみて!」といったリクエストを受けることがあります。

今までに、自分の演奏を聴いてもらったことにある人であれば、私の演奏がどんなものか知った上で聴いてくれるので、まあ少しの緊張ですみますが、、

はじめて聴いてもらうとなると、

ちょっと気持ちを整えるのに時間がかかります。

 

緊張するとはいえ、演奏を聴いてもらうと、いつもの練習とは違う緊張感の中で弾くことになったり、「良かったよ!」とか「すごいね〜」などという褒め言葉をいただけたりすることも嬉しくなったりすることもあるので、何だかちょっといつもより上手になっていくような気がしています。

 

今回は、誰かに演奏を聴いてもらうときのことについて書きたいと思います。

はじめて聴いてもらうとき

ファミリー

ファミリー

聴いてくれた人が何でも褒めてくれるような、リアクションのいい人だとほんとうにラッキーです。

褒めてもらえると、自分に自信がつきます。

いまいちだったとか、下手だとか言われると、特にはじめて人前で弾くとなったときだったりすると、悲しくなり、思ったよりも傷ついてしまうものです。

はじめは、ちゃんと聴いて、お世辞でも何でもいいので、「すごいね!」とか何とか言ってもらえると嬉しいな、と思いました。

 

私の場合、幸いにも聴いてくれた方々がみんな優しかったので、悲しくならずにすみました。

何回か、人に聴いてもらうことを経験していくと、多少リアクションが悪かろうと、「そんなときもある」とか、「ーそういう風なリアクションもあるのだ」ということを受け止められるようになってくると思います。

バイオリンを習いはじめて、自分と先生以外に最初に演奏披露するなら、家族仲のいい人褒めてくれそうな優しい人に聴いてもらうのがいいでしょう。

 

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期待が大き過ぎるなら

気球

気球

「とても上手に違いない!」

という、大き過ぎる期待をもって聴かれると緊張します。

バイオリンが弾けると聴くと、「きっと3才とか5才くらいから習って、いろんなテクニックを使えるのだろう」というイメージをもってしまわれることがあります。

みんなが、テレビで活躍しているようなバイオリニストのように上手に弾けるわけではなりません。

 

実際に、演奏を聴いてみて、

「ふーん、なるほどね、、」

という、ちょっと思ったよりも下手でがっかりした、というようなリアクションになる方もいます。

そのがっかりしたリアクションを見るこちら側もがっかりしてしまいますが、まあ仕方ありません。

正直それが今の限界なので、これから練習して上手くなっていけば良いのです。

身近にバイオリンを習っている人がいないと、テレビなどでプロの演奏しか聴いたことがない人にとっては、みんながプロのように弾けると思うか、バイオリンで音をはずすとか、下手な演奏がどんなふうなのかがよくわかっていないだけなのだと思います。

いずれにしても、バイオリンの奥深さを知っていただける良い機会になると思います。

 

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慣れてくると

ある程度弾けるようになってくると、多少自分でもうまく弾けたか、酷かったのかわかってくるので、出来具合いに応じたリアクションに大きく傷つくことは減っていきます。

普段から、「そんなに上手ではないよ」と言って期待が大きくなり過ぎないようにすることもあります。

人前で弾くことに慣れてきたとしても、素直に喜んでもらえると、嬉しくなります

 

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聴き手を意識した演奏

演奏

演奏

ただの練習と、誰かに聴いてもらいたいと思って弾く演奏とでは、ちょっと違ってきます。

一つの曲として、また、パフォーマンスとして意識すると、上達します。

気持ちを込めたりすると、雰囲気がガラッと変わります。

披露するときは、弾くときの集中の仕方が違います。

 

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たくさん練習することももちろん大切ですが、一度誰かに披露したり聴いてもらうと、一気にグッと上手になるな、と感じています。

緊張する中で集中すると、その結果聴いていてカッコイイ、あるいは心地よい演奏に近づいていけます。

そういう意味で、発表会があると、緊張はしますが、上達するきっかけになることもあると思います。

 

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まとめ

誰かに聴いてもらうとなると緊張するものですが、そのために練習したり、本番で普段経験できない緊張感や集中を味わうことができるので、結果として上達が早まります。

また、気持ちをこめて弾いた結果、本当に喜ばれることが多いので、その嬉しさで、ますますバイオリンが好きになれます。

習って半年くらいだったとしても、意外と心に訴える演奏ができたりするものです。

まだ始めたばかりだから、とすぐにあきらめてしまわず、思いきって誰かに聴いてもらったりしてみるのはいかがでしょうか?

 

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