音楽もスポーツもできると、カッコいいですね!
スポーツのできる人は、リズム感が良かったり、音楽が好きな人もいます。また、音楽が得意な人で、実は運動神経が良い人も結構います。
音楽は、文化系のイメージがある人もいるかと思いますが、体を使って演奏したり歌ったりするので、体力も必要です。
運動神経が良ければさらにいいですが、少なくとも体力は必須のような気がします。
今回は、音楽と運動神経について書きたいと思います。
体幹
吹奏楽や合唱の部活動では、体力づくりも練習のひとつになっています。
腹筋をしたり、場合によっては、ランニングをすることもあります。
バイオリンの場合、演奏中に走ることはありませんが、ずっと立ったまま演奏するためには、体力が必要です。
また、自由自在に右手や左手を動かしてもブレない、芯のしっかりした体幹があると、安定します。腹筋や背筋など、体を支える体幹の筋肉を使って正しい姿勢を取ると、余分な場所の筋肉を使わないので、肩が凝りにくくなります。
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楽器を適切な位置に保たせることのできる、しっかりとしたインナーマッスルで、響いてくる音も違ってくるように思います。
姿勢を保たせるための筋肉の動きは、目立たず地味ですが、演奏するための土台となる部分になります。体幹を上手に使って姿勢が安定すると、難しいパッセージも弾きやすくなっていくでしょう。
実際に楽器を演奏してみると、想像以上に全身の体力を使うので、運動したあとのように感じることがあります。
リズム感
ノリの良い曲調かどうかにかかわりなく、リズム感があるほうが、聞いていて心地よいか、楽しく聴くことができます。
リズム感も、運動神経です。
リズムに合わせて、体を動かして演奏するからです。イメージしたようにからだが動かなければいけないのです。
これは、元々のセンスもあって、習得するのに時間がかかる人と、あっさりとできてしまう人といます。
才能もあるかもしれませんが、ある程度は練習などでコツをつかんだりできますので、最初からあきらめずに、まずは取り組んでみるといいと思います。
コツをつかめると、それ以降はできるようになったりします。
リズム感は、できるだけ若いうちから学んだほうが身につきやすいと思います。
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足の速さ
ピアノの上手な人で足の速い人もいます。足が遅いけれどもピアノが上手な友人もいますので、必ずしも足が速くなくても上手になれると思います。
バイオリンを弾ける友人は、すでに大人になってから知り合っているので、足が速いかどうかよくわかりませんね。
プロの演奏家のプロフィールには、足が速いかどうか書いている人を見たことがありませんので、確かめるのが難しいのが正直なところです。
ピアノが上手な友人は、頭の回転が速く、足も速い人のほうが多いような気がしないでもないですね。ピアノを弾くと頭が良くなるのではないかと、ひそかに思っています。楽器の演奏は、頭も体も使います。
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おっとり系の人でもピアノを弾くと別人のようにスケールの大きな演奏をする人もいますので、見た目だけではよくわからないこともあります。
足が速いなどの運動神経が良いと、楽器の演奏の習得も速いように思いますが、演奏のときには、もちろん足の速さを競うわけではないので、もし走るのが速くなくても、気にしなくて大丈夫だと思います。
筋力
体幹を鍛えるのと似たところがありますが、弾く楽器によって、特に強化すべき部位が変わってきます。それで、しばらく弾かないでいると、演奏のための筋肉が衰えてしまうので、久しぶりに弾くと筋肉痛や肩凝りになったりします。
(関連して、「バイオリンをしばらく弾かないとどれくらい弾けなくなってしまうの?」の記事もどうぞ。)
必要な筋力は、練習しながら、少しずつ鍛えると良いかと思います。
また、急に無理に動かして、筋肉や筋を痛めてしまわないように、いたわることも大切です。
ストレッチをしたり、練習の初めに指ならしのための音階練習などを取り入れたりしてから始めると、体を傷めにくくなります。
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まとめ
スポーツの練習の際や、ランニングで音楽を聴きながら走る人もいるように、音楽とスポーツは関わりがあります。
音楽が得意な人は、意外とスポーツも得意かもしれませんね!
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